
สวัสดีค่ะ
sawàt dii khâ : こんにちは!
元タイ語通訳のKYOKOです!
今はタイ人と結婚して、日タイハーフの息子と娘を日本で育てています。詳しいプロフィールとタイ語学習歴はこちら。
この記事では【タイ語初心者】何から勉強すればいい?おすすめの本と勉強法【聞き流し】について話しますね!
【タイ語初心者】何から勉強すればいい?おすすめの本と勉強法【聞き流し】
タイ語を勉強したい!!…でも、何から始めたらいいのかな??



わたしのおすすめは聞き流し!
まずタイ語の音声を聞き流して、タイ語の発音とタイ語の本に載っている発音記号に慣れることが大事だと思います!
※ここで言う発音記号とは、タイ語の参考書によく載っている国際音声記号(IPA)のことです。
タイ語上達までの3ステップ《全レベル共通》
1.聞き流しでタイ語をインプット
2.作文でタイ語をインプット
3.タイ人と実際に会話してアウトプット



今回の記事では、1. 聞き流しでタイ語をインプットについて詳しく解説しますね!
Q:タイ語は何から勉強したらいい? A:発音から勉強する
タイ語は発音がとても重要なので、タイ語音声付きの参考書を買って、CDやダウンロードした音声を聞いて、発音を耳から覚えるのが効果的だと思います。
なぜ、発音が重要なのかと言うと、タイ語は発音を間違えると意味が変わってしまうからです。
例
「水」はタイ語で น้ำเปล่า nám plàaw ナムプラーオ
「魚醤/ナンプラー」はタイ語で น้ำปลา nám plaa ナムプラー



わたしがタイ語初心者でタイ料理屋でアルバイトをしていた頃、タイ人のお客さんが来て、タイ語で「ナンプラーください」って言ってるのに、水を持って行ったりして、よくお客さんに怪訝な顔されてましたね。笑
タイ語は発音が重要なのでタイ語音声付きの参考書を買って、発音を耳から覚えるのが効果的!
タイ語の発音がよくなる勉強方法① 聞き流し(タイ語の音声のみ)
発音を耳から覚えるには、タイ語音声のみ聞き流すのが有効です。
参考書によっては、タイ語音声の後に日本語訳の音声が入っているものもありますが、日本語訳音声があると、タイ語の発音が聞き取りにくくなってしまいます。
また、タイ語音声を聞いてシャドーイングしたい場合に、日本語訳の音声が邪魔になることがあります。
※シャドーイングは、外国語の音声を聞きながら発音する学習方法。発音、リスニング、スピーキングなどのスキルを同時に鍛えられます。
もちろん、タイ語の単語やフレーズの意味を覚えたいのであれば、日本語訳の音声が入っているものを選ぶのも全然OKだと思います!



ちなみに、わたしはタイ語音声のみの聞き流しをする時間だけじゃなく、タイ語音声+日本語訳音声どっちも聞き流しする時間もつくっていました!
発音を耳から覚えるには、タイ語音声のみ聞き流すのが有効!
時間があったら、タイ語音声+日本語訳音声どっちも聞き流しすると、タイ語の単語やフレーズの意味も覚えられて、さらに効率的!
聞き流しのやり方
1.参考書に付いているタイ語の音声を繰り返し、定期的に聞き流す。



わたしは朝と夕方とか、通勤時間や家事をしながら、1日2回くらい聞き流ししていました!
タイ語の発音がよくなる勉強方法② 発音記号を見て実際に発音
聞き流しでタイ語の発音を耳から覚えたら、次は参考書の発音記号を見ながら、実際に声に出して発音練習することが大事です。
発音記号を見れば、カタカナ表記では表現できない細かな発音の違いが確認できます。
例
カタカナ表記「犬」=マー 「馬」=マー 「来る」=「マー」
発音記号「犬」=mǎa 「馬」=máa 「来る」=maa
カタカナ表記では「犬」も「馬」も「来る」も、全部「マー」になってしまいますが、発音記号で見ると、maa の上に声調記号という記号がついていて、声の上がり下がりがわかるようになっています。



わたしは参考書の巻末に載っていた発音記号の説明を読んで、口の形を確認しながら、発音練習をしていました!
発音記号を見ながら、実際に声に出して発音練習することが大事!
発音練習のやり方
1.発音するときの口の形はどうすればいいのか等の説明が載っている参考書を見て、実際に声に出して発音してみる。
2.タイ語の音声を聞いて、自分の発音と違うところがないか、確認していく。



自分では発音が正しいかどうかわからない…。そんな時、わたしはタイ料理屋とかで実際にタイ人と会話して、通じるかどうかで判断していました。
まあ、完璧じゃなくても、だいたい通じればOK!
それに、普段から発音に気をつけていれば、たくさん会話していくうちに自然と発音が良くなっていくと思いますよ。
タイ語の発音を耳で覚える!おすすめの本
タイ語音声のみ収録されていて、発音記号が載っているオススメの本を目的別に紹介します。
※一部日本語訳の音声もあり。
・旅行に役立つフレーズを覚えたい方向け
・とにかく単語を覚えたい方向け
・文法を覚えたい方向け



旅行に役立つフレーズから覚えると、すぐに実践で使えていいですよ~。
単語や文法は、簡単な旅行会話ができるようになってからでもOKですが、早くタイ語を覚えたいなら、旅行フレーズ、単語、文法をそれぞれ1冊、同時進行で聞き流していくと、かなり効率的です。
わたしは旅行フレーズ、単語、文法を同時進行していました!
旅行に役立つフレーズを覚えたい方向け



旅行に役立つフレーズの他に、基本文法が30種類も載っていて、とても便利!!
10日間で学ぶはじめてのタイ語
・タイ語音声 (一部、日本語訳音声あり)
・発音記号、カタカナ、タイ文字表記あり
・タイ語の発音について説明(わかりやすさ★)
・1日目…毎日使う言葉
・2日目…タイを散歩する(場所を尋ねる/タクシーなど)
・3日目…食を楽しむ(注文/お会計など)
・4日目…買い物を楽しむ(商品を探す/値段交渉など)
・5日目…乗り物を楽しむ(電車/船/飛行機/バイクタクシー/トゥクトゥクなど/切符を買う/発車時刻を尋ねる)
・6日目…カルチャーを楽しむ(マッサージの予約など)
・7日目…日常生活を楽しむ(曜日/月日/季節/天気など)
・8日目…心に残る自己紹介(名前/国籍/職業/趣味など)
・9日目…タイ人と友達になる(滞在目的/滞在期間/食事に誘うなど)
・10日目…気持ちを伝える(体調/気分/意見/質問など)



旅行で使える文法と入れ替え単語がたくさん載っています!かなり使いやすそうです!!
ただ、発音についての説明(口の開け方など)があまり無いのが難点です…。
とにかく単語を覚えたい方向け
今すぐ話せる!いちばんはじめのタイ語単語
・タイ語音声 (一部、日本語訳音声あり)
・発音記号、カタカナ、タイ文字表記あり
・タイ語の発音について説明(わかりやすさ★★★)
・単語+例文
・基本単語/動きと五感/日常生活/社会生活/文化/動植物/自然/日本語索引/タイ語索引



わたしがタイ語初心者だったときに、使っていた本の改訂版です!初級から中上級まで幅広く使える単語と例文が入っているので、かなりオススメです!!
文法を覚えたい方向け
タイ語の基本 初級から中級まで
タイ語の基礎 音声DL版



「タイ語の基礎」は初級から中上級まで幅広く使える文法書で、わたしも今でもよく使っています!
収録されている音声速度が速く、聞き流しや発音練習には向いていないけれど、文法の理解を深めるには、無くてはならない一冊だと思います! オススメ度★★★★★
初級タイ語のすべて
まとめ
タイ語を勉強したいけど、何から始めたらいいの?
今回はそんな疑問にお答えするべく、わたしの経験をもとに記事を書いてみました。
タイ語の参考書はどんどん新しいものが出ているので、また良い本があったら追記していきたいと思います。
タイ語上達までの3ステップ《全レベル共通》
1.聞き流しでタイ語をインプット
2.作文でタイ語をインプット
3.タイ人と実際に会話してアウトプット
次の記事では、タイ語上達までの3ステップ《全レベル共通》の2.作文でタイ語をインプットについて解説しますね!
では、また次の記事でお会いしましょう!
サワッディーカー!สวัสดีค่ะ

